ヤギ革って最強かも?オヒロンヌが選ぶヤギ革の特徴6選!!!

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こんにちは、オヒロンヌです!

今回はヤギ革について話したいと思います。

牛革は聞いたことある人ってはいると思うけどヤギ革?って人もいるんじゃないかなぁ〜

ヤギ革、巷ではゴードって言います。

ゴードは以外にも良く使われてたり、ゴードの肌目の型押しをしてる牛革なんてのもあるくらい

わりかしポピュラーな素材なんです。

市場に出回ってる5大原皮のひとつです!ちょっと大袈裟かもしれませんがアジアでは多く出回ってます。

かの有名なエルメスさんでも使用するくらいです!

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Hermes(エルメス)の職人たちの手で愛情を込めて製作された品々を公式オンラインブティックではオレンジボックスに詰め、心を込めてお届けいたします。

有名ブランドも使うゴードの魅力を説明していきます。

1.ゴードと言えば独特の肌目

素材それぞれに肌目の特徴はありますが、5大原皮の中でも特にわかりやすいのがゴードの肌目です。

エルメスも使ってるアルラン社製ゴードです。

↑これがゴードの肌目です!独特でしょ。

これは一番の特徴になります。天然が生み出した柄っていいですよね。

オーストリッチや爬虫類などの特殊な革は除いて、ナチュラルでここまで模様があるのはゴードだけでしょう。。。言い過ぎました、ディア革も特徴がありますね💦

2.丈夫さ

なんと言っても丈夫!!!ほんと丈夫なんです。

外的要因の傷が付きにくいです!

オヒロンヌが履いてるブーツは、ゴードを使用してるけど、傷が付きにくいんです。他の靴は傷付くんですが。。。

オヒロンヌ愛用ブーツです。汚くてすみません💦

また、雨や雪にも強い!防水加工とかはしてないけど滲みてこなかったんです。先日の東京の大雪でも大丈夫でした。笑

オヒロンヌが実証してます!

牛革のカーフやキップなんかは爪で擦るとすぐ擦れますが、ゴードはそうは行きません。

ゴードは堅実剛健という言葉が良く似合う革です。

3.軽さ

ゴードは軽い!牛革と同じサイズ、同じ厚みなら間違いなくゴードの方が軽いです。

それは繊維の仕組みが関係してます。

山羊革(ゴート)ってどんな革?羊革とのちがい
山羊革を仕事で使っている革職人が   「山羊革ってどんな革?」 について解説する内容です。 この記事のテーマ 山羊革・羊革について次のようなポイントにそって解説します。 見た目 性質・特徴・構造 山羊革と相性がいい革製品 デテログ いきなり

繊維図を上げてるブログがありましたので、呼んで見て下さい!笑

要は、ゴードの繊維がしっかりしてる層と軽くて柔らかい層(ふっくらしてる層)、二層構造になってます!これは元々の厚みが薄いから成り立ちます。

牛革にもしっかりしてる層と軽くて柔らかい層の両方がありますが、元々の厚みが厚いのでそのまま使うと重いんです。

なので、2の丈夫さと3の軽さが出せるわけなんです。

4.お手入れ簡単

上で挙げたオヒロンヌのブーツですが、基本ブラッシングだけです。

いやいやオイルとかワックスやれよって言われそうですが、、、

はいはい!やりますよ。半年に1回くらいね。。。ってこんなペースでも全然平気なんです!マジで!

マニアの人には怒らせそうですが!笑

汚くなったり問題が出ればやればいいんです。

牛革のブーツも持ってますが、2〜3ヶ月に1回はメンテナンスするんですが、ゴードはしないです!

ゴードは取り扱いが楽なんです。めんどくさがり屋さんはゴード素材の靴、バッグ、財布なんかチョイスしてもいいかもです。

5.両面使いができる

これは製造側?工場にとってのいい事ですね。

スエードって聞いてことありますか?耳にしたことはあるって人はいるかもですね。

スエードって、3で少し述べた層の柔らかい層のことです。簡単に言いすぎてますが、、、

裏面って事です。

じゃーなぜ両面使えるといいか?ってのは、ゴードも天然の動物なので傷とかが多いんです。

でも、傷が多いと売れないですよね?じゃー売れない革はどうするの?

裏面を使っちゃえばいいじゃん。使えるじゃん。綺麗じゃんの3連じゃんになるんです。

ロスが減らせるんです。商売してる人ならわかりますよね?不良在庫なんか持ちたくないんです!

かと言ってゴードのスエードも悪いんじゃないの?

いやいやそんなことはありません。安心して下さい。

これも繊維層の話になりますが、柔らかい層を使ってるので、手触りがすごく気持ち良く、キメが細かいんです。また、厚みが薄いのでしっかりしてる層も付いてますので丈夫さや軽さはそのままなんです。

ゴードスエードはジャケット、レディースのパンプスやスニーカーに良く使われます。

https://www.mistore.jp/shopping/product/900000000000000001400298.html

6.キッド

牛と同じでゴードにも仔山羊革もあるんです。

それがキッドです。

山羊自体小さいですが、キッドはもっと小さいです。新聞紙片面くらいあるかないかのサイズです。

でも、小さいからこそ大人達に勝るものがあるんです。。。

それは、、、次回のお楽しみ!

っていうのは嘘です。

ゴードの最大の特徴の肌目がキッドはキメ細かいんです。

アニリン仕上げでバフで透明感ある艶を出してるキッドです。

カーフとは違うキメの細かさなんです。

またゴードの様な丈夫さも兼ね備えてるんです。

軽くて、丈夫でキメ細かい、なんていい革だ!

でも、デメリットもあるんです。

希少価値があるといろんな人が言ってますが、オヒロンヌはその逆の考えです。

使い勝手が悪いから単純に使われないだけ!!!流通しないだけ!!!

単価が上がるのも取り都合が悪いから!!!

小さいサイズしかない生地で、例えばラウンドファスナーの本体(ティッシュ1枚分位)を裁断するもんなら1枚の革で3〜5枚が取れるかどうかです。そこに傷があれば?一気に半分に減ります。

縫製メーカーは材料の使用量にロス分も含めて単価を出します!

オヒロンヌの経験上、バッグなら取れないですよ!

使われるのは財布の内装、靴の内装です!

基本、内装革です。

まとめ

ゴードは最強だった。

  • 独特の肌目が良い
  • 耐久性が良い
  • 軽さがある

ガシガシ使いたい人、手入れがめんどくさい人、軽さを求めてる人にはおすすめです。

どちらかと言えばカジュアル向けだとオヒロンヌは思います。

以上

おわり

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